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絵本屋さんがある アートスクール

Arte colore

FEB

28

2017

スクール

きりしまの連載ブログ vol.2 保育士の役割と人的環境づくり その1

前回は、子どもにとっての“遊び”とは何なのか、そして遊びの中での“モノ”との関わりついて、モノを生かし子どもの学びを広げて行くのは“ヒト”であるというところまで書きました。

前回のブログ → http://arcolo2011.com/3267/

今日はその“ヒト”について、アルテコローレの『のびのび体験クラス』を取り上げて(というほどでもないですが)書いてみます。

IMG_2299 のコピー

アルテコローレのスクールでは、1歳3ヶ月〜未就園児の子どもを対象とした「のびのび体験クラス」を設定していますが、ここでは子どもたちはお母さんから離れ、4時間という時間の中で、アートと遊びの活動を通してさまざまな経験をしています。

保育所と思っているお母さんも時々いらっしゃいますが、保育を目的とはしておらず、年間の指導計画も造形遊びの活動が主軸となっています。だから保育所ではなく、スクールというかたちにこだわっています。
ただお子さんを預けたいだけのお母さんからすると4時間は中途半端な時間ですし、月謝も高いと思われると思います。
しかし「今しかできない学びの経験をさせたい」、「でも家ではなかなかできないから」、「保育園や幼稚園に入る前に人や環境に慣れさせておきたい」と考えているお母さんにとっては、ここでの経験はきっとプラスになることばかりです。
なぜなら、造形遊びの活動は子どもの“育ちのプロセス”に目を向けた取り組みで、スタッフたちも子どもひとりひとりとの関わり方を意識して、その子を生かす活動環境(人的環境や空間などもすべて含め)をより良いものにしようと、新しい工夫と支援を常に考えているからです。

アルテコローレは保育士がいるアートスクールです
のびのび体験クラスの4時間の過ごし方は、ざっくりとこんな感じです。
スクリーンショット 2017-02-28 2.33.44

アートと遊び以外にはお弁当の時間もあり、トイレやオムツ替え、絵の具まみれになったら着替えもします。
造形遊びの講師である私には娘がいて、それなりの育児経験はあるものの、着替えやトイレトレーニングをしたり、落ち着いてご飯を味わったり、お片付けをしたり…そんな日常的なことを、子どもたちが楽しみながら “自分のことを自分でできる” 経験をしてもらうための支援をするのは、やはり保育士経験のある人の方が向いています。
もう1つは、アートと遊びの活動の中で、子どもとの関係を築いて行きながら、子どもが安心して活動に取り組める環境をつくる人が私以外にも必要だと考えた時、子どもの発達や個々の成長について知識がある保育士さんが適任だと思ったのです。
そんな理由から、アルテコローレのアートスクール「のびのび体験クラス」には、保育士さんが欠かせない存在となりました。
スクリーンショット 2017-02-28 2.32.28

のびのび体験クラスは、造形遊びの講師と保育士、写真などを撮影する記録スタッフがいて、子どもたちは1日6人までの少人数定員制としています。

造形遊びを主軸とした活動や、このスタッフの体制について「レッジョ・エミリア(※イタリアのレッジョ・エミリア市というまちから発祥した幼児教育実践法。個々の意思を大切にしながら、子どもの表現力やコミュニケーション能力、探究心、考える力などを養うのを目的としており、美術専門家と教育専門家が配置され、保育士といっしょに子どもの創造的活動を支援している)に似ている」と言われることもありますが、アルテコローレはレッジョを全く意識はしていません。
もともとの始まりが造形遊びからだったので、対象が子どもなので必然的に現在のような体制になったのだと思います。
また、私きりしまが、同じイタリアの文化人であるブルーノ・ムナーリ氏(※デザイナーであり芸術家。アートは誰もが身近に楽しむことができるものだと考え、子どもの造形教育に力を注いだ)の考え方に影響を受けたので、もしかしたらそんなところもレッジョを意識しているのではと言われる理由なのかも知れません。

さて少し話がそれましたが、アートと遊びには、子どもがイキイキと活動し、初めてのモノコトとの出会いを楽しみ、表現する喜びを生む “特別なプロセス”があると思いませんか?これは保育とはまた違う視点からの子どもの生きる力を育む取り組み方であり、もちろんそこに関わる人的環境も、保育とは大きく異なります。

アルテコローレでの保育士さんの関わり方
最近テレビで、保育士不足や保育士の働き方についてのニュースを見たことがありませんか?
大きな社会問題として取り上げられ、保育士のおよそ3割がうつであると言われる時代、労働時間を始め、人間関係や賃金の問題などいろいろあるようですが、理由は果たしてそれだけなのか、その問題をスムーズに解決する方法はないのかと気になります。
保育士経験があり、子どもと関わる仕事がしたい、働きたい気持ちはある、けれど結婚や育児で長時間勤務などが難しい“潜在保育士”と呼ばれる人が、身近なところにけっこういるようなのですが…

実は、昨年のびのび体験クラスの保育士さんを募集した時、アルテコローレみたいな小さなスクールに、なんと20人を超えた応募があったのです。

現在はメインの保育士さん2名の他、別の保育所、託児所に勤務しながら働きに来てくださっている保育士さんが2名在籍しています。アルテコローレは決して給料が高いわけでもなく、勤務日数も少なめです。しかし保育士経験のある応募者の全員に志望動機を聞いてみると、みなさん「子どもと関わる仕事をまたやりたい」「ブログやSNSの投稿を見て、楽しそうだと思ったから」と9割の方が言うのです。

“楽しそうだと思ったから”

その単純な動機こそが、保育士の社会問題解決に繋がる大きなヒントなのではないかと思います。

長くなってしまいましたので、この話はまた…
次回は、スタッフたちの“役割”の理解と、“負担”の分担について書きたいと思います。

3/5(日)【子どもの視点を育む 遊びのアイデア実践ラボ】参加募集

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