アルテコローレ

お知らせ

2021.01.02

保育者向け

“子どもの姿”と“あそびのプロセス”を伝えよう。

アルテコローレの桐嶋です。
前回まで、造形あそびの課題解決について研修の中では話さないような余談ばかりを(笑)書いてしまいました。

今回は、はじめに「保護者さんの理解、連携」の課題を取り上げてみます。

随分と昔、お世話になった園で、保護者さんからのこんなクレームをいただきました。
「3年間使うスモックを、絵の具で汚すなんて」
これは、ダイナミックな絵の具あそびを幼児さん達と実施した時のことで、園に対してクレームがあったそうです。

たくさんの子ども達が通う園です、不安や不満を感じるお母さんから少しくらいクレームが出ることはあるでしょう。
ですが、保護者さんからこうした声があがることで、その活動をやめてしまう園や先生がいます。
そして園によっても、クレームが多い園、殆ど聞かない園があります。

この違いは、保育の中身を見える化しているかしていないかにあります。

造形あそびは、毎回作品としてかたちが残るものばかりではありません。ですが、子どもたちがあそびながらに経験し得たものは、必ず一人一人の力となって子どもの中で育っていきます。

そんな素晴らしい子どもの学びの姿(あそびのプロセス)は、その場に参加していない保護者さんからすると“見えない・知らない”ので、疑問や不安が膨らんでしまい、理解、協力を得ることが難しくなってしまうケースがあります。

だからこそ、保護者さんや外に向けて“伝える”ことが必要となります。

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子どもがあそびに夢中になって取り組む姿、楽しむ姿は、
忙しい保護者さんにとっては嬉しい姿。
子育てを楽しむヒントになることもあります。

園と共に子育てをしているという安心感や信頼関係を
保護者さんと育むことが大切。
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お便りやドキュメンテーションなどを手間をかけてつくり込まなくてもいいので、まずはスマホで撮影した写真、動画、メモを“記録として取っておく”ことを習慣化してみてください。

“記録”は、先生達にとってこんなメリットもあります。
園内で記録を共有できれば、一緒に問題解決をしたり、アイデアを貰うことに繋がったり、先生達が話し合う機会が増えたりします。

特に写真では簡単に振り返ることができるので、活動中には気づかなかったことに気づけたり、子どもの成長を実感できることや、次回のあそびを工夫するための資料にもなります。

造形あそびには欠かせない“記録”と“発信”、ぜひ忘れないでいてくださいね。

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④「造形あそび」という言葉やカテゴリにとらわれずに。
③造形あそびを もっと気軽に、日常的に。
②造形あそびを 園と保育士さんの課題解決に
①園の、保育士さんの、“造形あそびの課題”とは?

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