アルテコローレ

お知らせ

2021.05.13

「ラボの先生、日本社会や経済についてを語る」

石黒です。

新型コロナウィルスの影響がおさまらず、不安も高まる中、あらためて、
書籍を読んだり、色んな人達のお話に耳を傾け、ラボに通う子ども達の生きていく日本社会の未来についてを考えています。

私はラボの先生の傍ら、転職や新たなキャリア形成を検討されている方のご相談にものったりしていますが最近はリストラも急速に増え、40代以上の方からのご相談も増えてきました。
日本では長らく終身雇用が続き、就職ではなく就社という独特な長期雇用の仕組みが続いてきましたが、成長し続ける社会・経済を前提にした仕組みのため、持続が難しくなっているのが現実です。

またニュースや新聞でインフレ、デフレという言葉を聞いたことがあるかと思いますが、現在の日本はスタグフレーションという経済現象が加速していると言われています。
聞き慣れない言葉かと思いますが、ここ数年、会社の給料は下がったり上がらないけど、スーパーとかに行くと食材や日用品の値段が上がって困る。
こんな風に感じたことはないでしょうか?
まさにこれこそが不況と物価の持続的な上昇が同時進行するスタグフレーションの実体験であり、今後これがさらに加速していく事が予想されます。

ここまでの話から日本の未来がとっても心配になってしまいますが、
ピンチをチャンスに、変化する状況に適応していく新たな芽も生まれています。

例えば、賛否はあると思いますが自身も行う複業や1つの会社だけでなく同時に複数の企業にて活躍、場所を選ばず働くリモートワーク等、雇用や働き方の多様化も急速に広がり、この流れに伴い新たな支援事業も生まれています。
(※課題は既得権益ばかりに目がいき、新たな雇用や働き方を安心して進められるフレキシブルな法制度整備や行政支援に関する具体的な話が全く進まない事等だと考えます。)

次回はこの変化が著しい時代になぜ、「遊び」がより重要になるのかを、
お話していきたいと思います。

(続く)

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